東大阪市Y様　LDK改装工事

Y様邸は、ダイニングキッチンから、リビングスペースである和室が続く間取りのお宅でした。さらに奥は隣の洋室へとつながり、なかなか広く贅沢な空間。しかしながら小上がりの和室は少々使いづらく、和室ならではの垂れ壁で仕切られている点にもお悩みでした。

6畳の和室からダイニングキッチン方向の眺め。左手は洋室になっています。各スペースがつながっているので広い空間ではありますが、真ん中の和室で仕切られている雰囲気でした。

ダイニングキッチンに隣り合わせ、和室には押し入れがありました。S様としては、リビング収納に形を変えて、同じ位置に収納スペースの設置をご希望でした。

和室から洋室への移動のたびに段差があるため、使いづらさを感じておられたY様。

4つ口のガスコンロが付いた、ダブルシンクのキッチンをお使いでした。

大家族のY様邸では活躍した4つ口のコンロ。どれも使い込まれています。

ポイントは、和室の垂れ壁を撤去して、和室とダイニングキッチンをつなげるLDK工事です。洋室の一部をLDKに取り込むことで、既存の掃き出し窓はそのままに、すっきりとした空間に仕上げていきます。 洋室は間仕切り壁を新設して独立させることで、個室として使うことができます。

和室の畳を剥がし、小上がりの床を解体しました。和室はフローリングとは高さに差が生じることが多いです。そのため新しい床板を張る際に、捨て張りと呼ばれる施工で洋室との段差を埋めていきます。

和室の垂れ壁を抜いて木枠を残し、洋室と仕切る新しい壁を設置しました。

既存のキッチンおよびレンジフードも解体。新しいシステムキッチンをぴったりと取り付けるため、サイズに合わせ、取り付け位置を壁に印付けしました。

リビング収納の壁や枠もできあがってきました。天井については、統一感を出すためにクロス全体を貼り替えていきます。その前に、和室部分の天井は洋室部分に合わせてていねいに補修を行います。

リビング収納の扉や棚板を取り付けました。

いよいよ新しいシステムキッチンの搬入です。すでに天井のクロス貼り替え、フローリングの上張り、キッチンのフロントパネル貼りも完了しています。

キッチン施工中の様子。見違えるような広々空間の完成間近です。

和室のあった場所からダイニングキッチンの眺め。どこにいても家族の気配を感じる空間が実現しました。

ダイニングキッチンから新しいリビングを眺めるとこの通り。垂れ壁がなくなり、とても広くて明るくなりました。キッチンからお庭までひとつながりです。

リビング収納の内部。棚板はお好みのピッチに設定できるから使いやすさ抜群！3枚引き戸は連動タイプを採用したので、開閉もノンストレス。

左側のリビング収納には大ぶりの棚板を取り付けました。大きめの物や季節家電など、入れる物を選ばないので、片づけもはかどりそうですね。

"キッチンも家具"というコンセプトのクリナップ「ラクエラ」は、Y様がショールームにて選び抜いたこだわりの逸品。豊富なカラーバリエーションの中から、お気に入りの1色を選ぶことができます。落ち着きながらも明るい印象に変わりました。コンロはガスから安心のIHへと変更しました。

お客様からは、「長年温めてきたプランを今回実現できてとても嬉しいです。キッチン収納の奥行きや幅はイメージ通りです」とお喜びの声が届きました。