お役立ちコラム
玄関の床材をコンクリートやモルタルにすることのメリットデメリット
玄関は普段生活する中で、出入り口となる場所であり家族が毎日使う大切な場所です。
一番最初に見える場所なので、玄関土間をおしゃれに仕上げることで家全体が洗練された印象になります。
「シンプルで無機質な雰囲気にしたい」「カフェのような雰囲気にしたい」
そんな玄関にしたい方にぴったりのコンクリートやモルタル。
玄関の床材をコンクリートやモルタルにすることのメリットデメリットはあるのか解説していきます^^
コンクリートとモルタルの違いって?
コンクリート、モルタルはいずれも建築材料で、見た目が似ています。そのため、それぞれの違いがわかるという人は少ないかもしれません。これらの材料は似ているようで、実際には異なる特徴があり、使われる場面も違っています。
コンクリートもモルタルも「セメント」という灰色の粉末で、水や液体を混ぜることで接着したり、固まったりする性質がある素材からできています。
セメントは粉末状の素材であり、そのままでは建築材料として使うことはできません。水などを加えて加工することによって、初めて建築材料として使用できるのです。
コンクリートはどんなもの?
「コンクリート」がどんな素材なのか、ご紹介していきます。
セメント+水+砂+砂利=コンクリート
コンクリートは、セメントに水・砂・砂利を混ぜ合わせて作る建築材料です。
コンクリートの特長
- 砂利が混ざることでモルタルよりも強度が高い。
- 柱や梁、壁といった建物の構造体に使用される。
- 圧縮力に強い一方、引っ張る力に対しては弱い。
- 粘性が高いので、加工の自由度は低い。
モルタルはどんなもの?
「モルタル」がどんな素材なのか、ご紹介していきます。
セメント+水+砂=モルタル
モルタルは、セメントに水・砂を混ぜ合わせて作る建築材料。コンクリートとは異なり砂利が含まれていません。
モルタルの特長
- 柔軟性があるため、建物の外壁やレンガ、ブロックの接着剤として使用される。
- 装飾性が高いので仕上げ材にも適している。
- 強度が不十分なので、建物の構造体には使用されない。
コンクリートには強度、モルタルには柔軟性があります。
また、モルタルには砂利が入っていないため、コンクリートに比べるとつるっとした表面に仕上がります。
床材をコンクリートやモルタルにした場合のメリットは?
価格が安い
コンクリートを使った玄関アプローチは、コストパフォーマンスに優れています。材料費がタイルや他の素材に比べてリーズナブルであり、費用を抑えることができます。
そのうえ、施工に特別な技術を必要としないため比較的短期間で完了できます。
また、初期コストを抑えることができるだけでなく、シミやひび割れ時のメンテナンス費用も、タイルより抑えることができます。
見た目がスタイリッシュ
コンクリートやモルタル仕上げの玄関は、間口を広く明るい空間にすることでスタイリッシュに見せることができます。
最大の魅力は、なんといってもシンプルで無機質な見た目ではないでしょうか。
木目や植物との相性が良く、どんなテイストの内外装や外構でも邪魔をすることなくマッチします。壁にタイルやレンガなどを合わせてカフェのような雰囲気にしたい方もモルタルの玄関がぴったりです。
お手入れが簡単
コンクリートやモルタル床の多くは防塵塗装による加工がされているもので水汚れに強く、ブラシを使った水洗いを気軽に行うことができます。
グレー調の色味のため、靴裏に付いたドロや砂汚れも目立ちにくく汚れがつきにくい特徴があります。
タイルのように目地にゴミが溜まりにくく、掃除がしやすいため、常に清潔な状態を保ちやすいです。
日々のメンテナンスは基本掃き掃除だけで済むというところは嬉しいポイントですね^^
耐久性や耐火性に優れている
コンクリートは、日常の使用による摩耗や重い荷物の通過にも耐えることができます。
また、燃えにくい性質を持っているため、火事が発生しても炎の広がりを防ぎます。これにより、周囲の建物や住宅への火災被害を最小限に抑えることができます。
床材をコンクリートやモルタルにした場合のデメリットは?
ヒビが入ると目立ちやすい
乾燥、温度変化による木材やモルタルの収縮、地震などによる揺れなどでヒビが入りやすいというデメリットがあります。
実際タイルの場合も、タイル同士を繋いでいる目地の部分にヒビが入っていることが多いですがほどんど目立ちません。
コンクリートやモルタルの場合はシンプルな見た目なので目立ちやすいのですね><
それも味だと捉えて生活していける人は、向いているのかもしれません。
安っぽく見える場合がある
コンクリートやモルタルは道路や歩道の仕上げとして使用されることが多く、場合によってはお金をかけずに作ったように見えてしまいます。
木目や植物との相性が良く、スタイリッシュな空間にすることが可能ですが、全体の調和をうまく取らなければ質素で安っぽい印象になってしまいます。
玄関に絵や植物を置いたり、壁紙にデザイン性を持たせるなど玄関周辺のインテリアで玄関全体との調和を見ながら検討しましょう。
シミになりやすい
シミ汚れが目立ちやすいというのもデメリットです。
コンクリートやモルタルはオイルなどを吸収しやすく、その部分だけ黒っぽくシミになります。玄関に置いていた生ゴミや靴裏などについていたオイルが原因でシミができやすいので注意しましょう。
また、完成直後に飲み物などをこぼしてしまうと、液体がモルタル内に浸透することでシミになることもあるため注意が必要です。
コンクリートやモルタルにすべきなのはこんな人
無機質やシンプルなデザインが好き
無機質やシンプルなデザインが好きな方は、モルタルの玄関土間を選ぶといいでしょう。
無垢床・観葉植物との相性がよく、スッキリとした印象のため、空間が広く見える効果もあります。
玄関土間の空間を広く取りたい
玄関の土間を広く取って趣味のスペースにしたい方や、物置のような収納を作りたい家庭はモルタルをおすすめします。
モルタルはタイルと比べて安価のため玄関土間の空間が広ければ広いほど費用を抑えて施工することができます。
グレーでシンプルな色味やデザインなので、空間をより広々と見せる効果があるのでオススメです。
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