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2024.11.13現在

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お役立ちコラム

床のリフォーム!クッションフロアとフロアタイルの違いって?

床のリフォーム!クッションフロアとフロアタイルの違いって?

お家の内装をリフォームする際に、どのような壁紙や床材を選ぶのか重要なポイントではないでしょうか?

どんな色やデザインにするかでお部屋の雰囲気が変わってきますし、リフォームの一番楽しい部分でもあります^^

またデザインだけでなく、金額や機能性など様々な違いがあるので、その部屋に適したものを選ぶことが大切です。

そんなわけで、今回は「床材」の中でも特に「クッションフロア」や「フロアタイル」についてお話していきたいと思います!

住宅に使用される床材は主に3種類!

戸建てやマンションなどの住宅に使用される床材は、おもにフローリングクッションフロアフロアタイルの3種類です。

住宅に使用される床材はひとくくりに「フローリング」と呼ばれることが多いですが、「フローリング」とは一般的に木材をベースにしたものを指します。

リフォームの現場では、「フローリング(木材)」ではなく「クッションフロア」や「フロアタイル」と呼ばれる合成樹脂製の床材が使われるこが多いです^^

フローリング

木材を加工した合板等をベースとし、表面(床面部分)に薄い木材やシートを貼り重ねて複合した床材。樹脂コーティングにより機能性を高めたものもあります。マンション等では、裏面に遮音性マットを貼り付けた防音フローリングが使用されます。

「クッションフロア」や「フロアタイル」とくらべると高くなります。

クッションフロア

3種類ある床材の中で一番人気なのがクッションフロアです。クッションフロアに使用されている材質は、塩化ビニール素材です。

表面が柔らかくクッション性・柔軟性があり、大きなシート状になっていて、カーペットを敷くように張り付けて床を完成させていきます。部屋の広さに合わせて容易にカットできるため、最近ではDIYで床をリフォームする人も増えています。

塩化ビニール素材は水を弾くため、キッチンや洗面所などの水回りに使用されることが多い床材です。

フロアタイル

フロアタイルに使用されている材質は、クッションフロアと同じ塩化ビニール素材です。形状は正方形または長方形のピース状で、パズルを完成させるように並べて張り付けていく形で施工します。

表面が柔らかいクッションフロアに対し、フロアタイルは硬く傷が付きにくいことが特徴です。

デザイン性にも優れており、加工性も高いのでオフィスや店舗でも採用されることが多いです。

クッションフロアの特徴、メリット・デメリットなど

施工が簡単

クッションフロアはシート状になっているので、カットしながら両面テープで固定していきます。カッターや接着剤があれば気軽にできるので、狭いエリアならDIYも可能です^^

耐水性が高い

プラスチックの一種である塩化ビニール素材は、水を弾く性質があるので耐水性が抜群です。

継ぎ目がないので、水が隙間から浸み込むことがないので、日々のメンテナンスが容易になります。

衝撃吸収性が高く、踏み心地がやわらかい

柔らかい素材で出来ているので、衝撃吸収性が高いく、踏み心地もやわらかくなります。

キッチンなど立って作業する場所でも快適に過ごせますね^^

デザインが豊富

シンプルなものから個性的なものまで、デザインが豊富にあります。

どのデザインにするか、選ぶ時間が楽しいですね^^

木材ベースのフローリングに比べ安価

1枚のシートにプリントされているので、比較的安価になります。なので、木材と比べると雰囲気や質感がどうしても劣る感じがあります…とはいえ、使う場所やデザインを選べば問題はなさそうです^^

経年劣化が早い

クッションフロアをリフォームする際には、土台とシートを接着剤で張り付けます。フローリングやフロアタイルでも接着剤を使用しますが、クッションフロアは比較的剥がれやすいことが難点です。 フローリングやフロアタイルの形状がピース状なのに対し、クッションフロアは1枚のシート状だからです。剥がれた部分にゴミやホコリが溜まるので、定期的にメンテナンスをしなければなりません。

重いものを置いておくと跡が残ったりへこむ

食器棚やタンスなどの重い家具を長時間置くと、凹んで表面に跡ができてしまいます。

カビ対策が必要

塩化ビニール素材は水を弾く性質がありますが、通気性はほとんどありません。接着剤が剥がれた部分から湿気が入り込むと、カビが発生するリスクがあるので注意しましょう。

フロアタイルの特徴、メリット・デメリットなど

施工が簡単

フロアタイルは正方形や長方形のピースを並べていく施工方法です。ボンドや両面テープで接着するタイプや、はめ込みタイプ、置くだけタイプなどがあります。

ボンドで接着すると言っても、はがせるピールアップボンドなどもあります。賃貸なら、シールタイプや置くだけタイプがおすすめです。

耐久性が高い

フロアタイルはクッションフロアと同じ塩化ビニール素材が使用されているため、耐水性に優れています。

クッションフロアよりも硬めに加工されており、重い家具を置いても跡がつくことはほとんどありません。

高級感がある

塩化ビニル製とはいえ、表面は高級感があります。木目や石材などデザインが豊富です。

見た目も触った感じもリアルな質感なので、言われなければ通常のフローリングと見分けは付きにくいかもしれません。

補修しやすく、手入れが簡単

フロアタイルは、部分補修ができるのが大きなメリットです。傷ついたところだけを張り替えることが可能です。

水をはじくので手入れが簡単です。基本的に水拭きをすれば汚れを落とせます。タイルの継ぎ目から入ってしまった汚れが気になる時も一度剥がせばOKです。

踏み心地が硬めで、冷たく感じることも

フロアタイルは丈夫な作りなので固く感じます。長時間経っていると足が疲れる…などのクチコミもありますので、立って作業するキッチンなどには向かないかもしれないですね><

またクッションフロアと比べて、冬場は寒く感じる可能性があります。

防音性は低い

フロアタイルはクッション性がないので防音や遮音目的での使用には不向きです。

クッションフロアやフロアタイルがおすすめの部屋

リフォームの場合、フロアタイルとクッションフロアのどちらもフローリングの上から使えるので、便利な床材です。使う場所を選んで上手に使い分けることが大事です^^

クッションフロアがおすすめの場所

キッチンやトイレ、洗面所などの水を使用する場所にはクッションフロアがおすすめです。

クッションフロアに使用されている塩化ビニール素材は耐水性が高く、水を吸収しにくいからです。 水が付いても一般的なフローリングのように染み込むことがなく、表面を拭くだけなので掃除の手間が省けます。

子ども部屋にもおススメ

マンションの場合、子供の足音が階下に伝わらないか心配な方も多いのではないでしょうか。

クッションフロアは裏面にクッション材が張り付けられているため防音性が高く、幼い子供がいる部屋に最適です。(※ただし、マンションの管理規約で床材の遮音等級が指定されている場合があります。 クッションフロアでも指定された遮音等級を満たしていなければ、使用できない可能性があるので注意しましょう。)

重い家具は置かないようにする

クッションフロアは弾力性があるため、重い家具を置くと跡がつきやすい欠点があります。そのため、クッションフロアは重い家具が少ない部屋での使用をおすすめします。

フロアタイルがおすすめの場所

フロアタイルは耐久性が高く、高級感があるので、リビングや個室などの居住スペースがおススメです。汚れたり傷ついたりしても、部分補修すればきれいな状態をキープできます。

また、玄関廊下など、初めに人目につく場所にもおススメかもしれません。ただし、継ぎ目の隙間から水が染み込んで床材が剥がれる可能性もあるため、玄関の土間には使用しない方が良いです。

熱には弱いので注意

熱によってフロアタイルが膨張するリスクがあるため、床暖房が必要な部屋にはほかの床材を検討した方が良いでしょう。

店舗・商業施設で

フロアタイルは土足での使用にも適しており、汚れた部分だけ取替えることも可能なので、店舗で導入されることも少なくありません。

まとめ

クッションフロアとフロアタイルでは適した部屋や性能が異なるため、目的や場所に適した床材を選らぶことが重要になります。

それぞれにメリット、デメリットがあるので、うまく使い分け納得のいくリフォームで理想のお家を手に入れて下さい^^

 


 

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