お役立ちコラム
浮いてるトイレのデメリット!?
洗練されたデザインで、発売以来話題になっている「浮いてるトイレ」
「フロートトイレ」とも言います。
便器が床から浮いているので、非常に掃除しやすく人気なので、リフォームの際に検討される方も多いのでないでしょうか。
ただ普通のトイレと違うので何かデメリットがあるんじゃないか、と気になるところ…
そこで今回は「浮いてるトイレのデメリット」についてお話させていただきます^^
浮いてるトイレのデメリット
高価格帯になっている
一番のデメリットはやはりどうしても「高くなってしまう」ところでははいでしょうか?
メジャーな仕様のトイレではないため、本体価格が高く設定されている場合が多いです。
「浮いてるトイレ」が高くなる理由はおおまかに4つあります
・本体価格
・取付価格
・内装費用
・補強費
やはり浮いてるため、座った時に壊れないように、壁面との接地面を補強する必要があります。
通常のトイレにはかからない約15万円~20万円の補強費がどうしても上乗せされてしまうのです><
メーカーの選択肢が少ない
現時点で「浮いてるトイレ」を扱っているメーカーは、TOTO(トートー)とLIXIL(リクシル)の2社しかありません。
・TOTO「レストパルF」
・LIXIL「フロートトイレ」
リフォームの楽しみの一つでもある「デザイン性、価格帯、機能面で、様々なメーカーから選択する」というのは難しくなります。
ほかのメーカーで装備されている機能を選択肢に入れることができなくなってしまうため、選択肢の少なさは残念なところですね。
ただ、どちらも信頼の置ける大手メーカーですので、その点は安心感があります^^
節水機能が劣る
節水効果が高いトイレが他にたくさんある
TOTO「レストパルF」やLIXIL「フロートトイレ」よりも節水効果の高い通常のトイレがあることもデメリットのひとつです。
節水機能が高いトイレは世の中に数多くあり、節水機能を謳った製品と比べると、浮いてるトイレは機能面で劣る場合が考えられるでしょう。
つまり、節水性能を重視するのであれば、浮いてるトイレはベストな選択肢ではないかもしれませんね。
浮いてるトイレは、どちらかというとデザインを重視したい人や、スッキリしたデザインで生活感を出したくない人に向いているトイレといえるでしょう。
手洗い場が別に必要
タンク付きトイレにはタンク上部に手洗いがついているタイプもありますが、浮いているトイレには手洗いがありません。
トイレ内に手洗いを設置したいときは、別に手洗い場を作ることになります。
空間を広く使いたいと思ってコンパクトなタンクレストイレを選んでも、手洗い場を設置したら逆に狭くなってしまう可能性もあるので注意が必要です><
ただ、浮いているトイレはタンクレスに見えますが実は棚の中に隠されています。
タンクレストイレ特有のデメリットはないということですね^^
ウォシュレット部分の交換ができない
ウォッシュレットが故障した場合、タンク付きトイレの場合はウォッシュレットだけを交換することができます。一方タンクレストイレはウォシュレットが一体型のため、ウォシュレット部分だけの交換は難しいのです><
故障した場合、便器部分を含めた全体を交換する必要がありますので、注意が必要です!
以上のように「浮いてるトイレ」には多くのデメリットがあります。でも、そのデメリットを考慮しても「浮いてるトイレ」が魅力的なのも事実…
ここからはそれでも選んでみたいと思える「浮いてるトイレ」の「メリット」をご紹介します^^
浮いてるトイレのメリット
便器が床から浮いているので掃除が楽
一番のメリットはなんといっても掃除がしやすいことではないでしょうか^^
便器の脇や接地面の隙間汚れは、なかなか汚れが取りづらい部分です。
便器が床から浮いて、コンパクトで凹凸が少ないため、従来の便器のように掃除がしにくい隙間がありません。隅々まで手が届きやすく、しっかりと掃除ができます。
トイレ掃除で汚れが取れないストレスや、億劫に感じてしまうストレスがある人は、浮いてるトイレを設置することでストレスフリーな生活ができるでしょう。
洗練されたデザインで、おしゃれ
浮いてるトイレは非常にデザイン性に優れて、まるで自宅のトイレ空間が高級ホテルのように…
浮かんでいる事で、スタイリッシュな印象を与えますし、トイレを高級感のある洗練された空間にしたい方に特におすすめです^^
トイレを取り付ける壁部分には、大容量のキャビネットを設置することができるため、掃除用具やトイレットペーパーをスッキリ収納することができます。
家の統一感を出したい場合や、清潔感のあるトイレ空間をつくりたい場合におすすめできるトイレです。
浮いてるトイレの耐体重は問題なし?
結論から言いますと、耐体重に心配はありません^^
・TOTOの「レストパルF」は耐体重200キロ
・LIXILの「フロートトイレ」は耐体重は220キロ
両社ともに、お相撲さんが座っても全く問題ないレベルですね。
キャビネットがあると便利
TOTO「レストパルF」やLIXIL「フロートトイレ」の背面のキャビネットには収納スペースがありますので、トイレ内がスッキリと片付けられます^^
手洗い器があると楽な姿勢で手が洗える
デメリット項目で「手洗い場を作らないといけない」と解説しましたが、実は手洗い場がある方が良い場合もあります!
小さなお子様や年配の方など、タンク上の手洗いを使うのが大変だったりしますので、手洗いがあると安心ですね^^
上記のようなデメリットはあるものの、浮いてるトイレは掃除がしやすいだけでなく、バスルームをより洗練されたスタイルにすることができます。 予算に余裕があり、トイレを高級感のあるモダンな空間にしたい場合は検討してみてはいかがでしょうか?
弊社にて「浮いてるトイレ」を施工した時の紹介記事もご覧下さい^^
https://www.w-bee.com/blog/1856.html
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