お役立ちコラム
L型キッチンってどんなキッチン?どんなメリット・デメリットがあるの?
キッチンレイアウトにはたくさんの「型」があるので、さあリフォームするぞ!…となった時に、自分のお家や生活スタイルにはどんなタイプが最適なのか、いざ選ぶとなるとなかなか難しいですよね。
そこで今回は作業効率や収納スペースという観点からおススメしたい「L型キッチン」について、メリット・デメリットなどもふまえてご紹介したいと思います^^
L型キッチンとは
キッチンのレイアウトには「I型」「Ⅱ型」「アイランド型」「U字型」など色々がありますが、「L型キッチン」は上から見たときに、キッチン本体がアルファベットの「L」の字型に配置されたキッチンのことを言います。
一般的には、直角に曲がるコーナー部分には作業台、各面のどちらかにコンロとシンクがそれぞれ設置されます。
キッチンを直角に折り曲げた格好になるので、間口がコンパクトなスペースでも奥行きを確保できれば、大きいキッチンを入れられます。
型が違うと、キッチンの配置の仕方や使い勝手がかなり違ってきます。L型キッチンは「作業効率を良くしたい」「家族が多いから収納量が欲しい」「複数人で料理を楽しみたい」など幅広い目的に対応できる魅力的な型のキッチンです^^
L型キッチンのメリット
作業スペースが広くなる
L型キッチンはコーナー部をはさんでシンク側とコンロ側に分けられていることが多いのですが、コーナー部をはさむ分天板が長くなり、調理をするスペースが広くなります。
作業スペースが広くなると、調理の作業効率がよくなり、複数人での調理が行いやすくなりますね^^
また同じくらいのキッチンスペースなら、L型キッチンのほうが広い調理スペースをとれることが多いです。
間口の狭い空間にも入れられる
キッチンのリフォームの際、間取りによってはキッチンへの通路を確保すると間口の狭いキッチンしか入らない…ということがあります。
L型キッチンは、スペースに合わせてシンク側かコンロ側の間口を狭くするなど柔軟に対応できるのが魅力的です。
動線が短く、作業効率が良い
通常キッチンでは「冷蔵庫から食材を出す→シンクで洗う→コンロで調理する」という作業を繰り返すことが多いと思いますが、L型キッチンだとコンロとシンクが90度で向かい合うように設置できるので、コンロ、シンク、冷蔵庫の3つの点からなる三角形「ワークトライアングル」を短く設計できます。
ワークトライアングルとは…?
冷蔵庫、シンク、加熱機器を結ぶ線を「ワークトライアングル」と呼び、3辺の合計が360~660㎝の範囲にあるのが、動きやすく、使いやすいキッチンの目安と言われています。
ワークトライアングルが正三角形に近づくほど、キッチンでの作業動線がよくなると言われています。
また食器や家電などを収める背面や周辺収納のレイアウトにも配慮すれば、さらに動きやすく、使いやすいキッチンにすることができますよ^^
調理や片付けに無駄な動きが少なくなれば疲れにくくなるので、そこがL型キッチンのよいところといえるでしょう。
L型キッチンのデメリット
配置できるスペースが限られる
L型の場合、間口は狭くてもいいですが、奥行きがある程度必要なので、L型がふさわしいスペースは限られてきます。
例えば元がI型キッチンだった場合、すぐ横にドアや勝手口があると、今の空間を活用することが難しいケースも…あくまで間取りに合わせて、L型が適切かどうか判断するようにしましょう。
コーナーがデッドスペースになりやすい
L型キッチンの90度に曲がっているコーナー部は手が届きににくかったりで使い勝手が悪くデッドスペースになりがちです。
コーナーは奥まっているため、下部も収納スペースとしても使いづらく、頻繁に使用する調味料などは置かない方がいいでしょう。
よく使う調味料類、菜箸やラップなどのキッチンツールではなく、使用頻度の低いストック品を中心に収納するのがおすすめです。
L型キッチンはレイアウトで収納が変わる!?
L型キッチンは次の2種類のレイアウトで設置可能です^^
壁付け式
キッチンの全面が壁に接している壁付け式キッチンです。
L型キッチンを壁付けにすることで、吊戸棚や壁面を活用して収納力を確保できます。壁がある分、水や油はねを気にせずに料理ができるのも嬉しいポイント。
また、ダイニングやリビングの空間を広く取ることができ、空間を効率的に設計できるため、昔から根強く人気のあるレイアウトです。
壁面には吊戸棚を設置できるので、収納面でも優れています^^
対面式
リビングやダイニングにいる家族とのコミュニケーションが取りやすい対面式キッチン。
小さなお子様の様子を見ながら家事ができるので、子育て中のご家庭にも人気のレイアウトです。目の前に壁がない分、開放感があります。また、作った料理をすぐに配膳できるのも魅力ですね。
L型キッチンの片方の面を対面式に、もう片方の面を壁付けにすることで、どちらの良い点も取り入れることができます^^
シンク側を対面式にすると、食材を洗う時や片付けの際にはリビング側の様子やTVなどを眺めながら作業ができ、またコンロ側は壁付けにしておくと、調理中の油はねを気にせず料理に集中できますよ。
ただし壁面に接している部分が少なくなるので、その分吊戸棚が少なくなり、収納という観点でみれば壁付け式の方に分がありますね。
コーナー部をデッドスペースにしない方法
先ほどお話しした、デッドスペースになりがちなL型キッチンのコーナー部分。下部のキャビネットの活用がしにくいという難点があります。
しかし、コーナー部の下部を利用したワゴン収納など各メーカーが工夫を凝らして使いやすい収納を提案しています^^
ここではPanasonicのコーナー収納の一部をご紹介!
コーナー部はそのままだと物の出し入れがしにくいものですが、ワゴンになっていれば、サッと引き出して使いたいものを取ることができますね。
収納量も豊富なので、調味料のストックなどをまとめてしまっておくのに重宝するでしょう。
L型キッチンはどんなご家庭に向いている?
料理を効率良くこなしたい方
共働き世帯や、子育て中のご家庭など、毎日が時間との戦いで、料理は効率重視という方々にぴったりです。
スムーズで無駄のない動きで、できるだけ時短を叶えたい方には、作業導線が短く、効率が良い L字型のキッチンはイチオシです。
複数人で料理を楽しみたい方
ご家族で一緒に分担しながら料理をしたい方、お子様と一緒にお菓子作りを楽しみたい方も、作業スペースが広く、複数人で楽しめるL型キッチンなら、ストレスなくキッチンに立つことができます。
食器や調理家電などの物の数が多い方
キッチンまわりにモノが多い方、保存食や調味料、そのほかの日用品などをたくさんストックしておきたい方にも、十分な収納スペースが確保できるL型キッチンはおすすめしたいレイアウトのひとつです^^
キッチンリフォームのご相談はワーキング・ビーまで!
L型キッチンは他のタイプのキッチンの良いとこ取りができるキッチンです。
これまでキッチンの狭さに悩んできた方も、L型キッチンにリフォームすることによってゆとりあるキッチンを実現できるかもしれませんね。
間口やスペースなどの関係で設置が難しい場合もありますが、検討してみる価値は十分あるのではないでしょうか?
色々あってどんなキッチンにして良いか分からない><…とお悩みの場合でもお気軽にワーキング・ビーまでご相談くださいね^^
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