お役立ちコラム
アイランドキッチンってどんなもの!?~メリットとデメリットについて
個性的でオシャレな雰囲気から、人気の高い「アイランドキッチン」
料理好きな人やインテリアにこだわりのある人ほど憧れるのではないでしょうか?
けれどオシャレなアイランドキッチンにリフォームしたけれどちょっと後悔…といった声もよく聞かれます。
油はねや水はねで掃除が…
料理の匂いが部屋に充満…
リフォーム費用が高かった… などなど。
今回はそんなアイランドキッチンについて解説していきたいと思います!
島のように独立したキッチン
アイランドキッチンとは、どの壁にも隣接せず、部屋の中央に「島(=アイランド)」のように独立して設置されたた形状のキッチンのこと。
シンクやコンロがダイニングやリビングと向かいあう形の対面キッチンのひとつです。
デザイン性の高さとその存在感で、モデルルームで採用されることが多く、また左右どちらからでも出入りができたり、向かい合って調理スペースを囲めたりと、機能面でも魅力的なため、近年とくに人気が高まっていて、リフォームの際、アイランドキッチンを検討される方も多いのではないでしょうか?
ちなみにキッチンの両サイドのどちらかが壁に隣接しているキッチンは「ペニンシュラタイプ」と呼ばれます。ペニンシュラとは「半島」を意味する言葉です^^
ペニンシュラタイプも人気ですよ^^
アイランドキッチンのメリット
開放感のあるスタイリッシュなデザイン
アイランドキッチンは他のレイアウトに比べて「キッチンが部屋の中心的な存在に」なります。
どの面も壁に接していないため抜群の開放感があり、またサイズも大きく存在感があるため、リビングやダイニングのインテリアを左右する重要な役割も担っています。
そのため、各メーカーからデザイン性の高いおしゃれなモデルが多く作られています。
家事動線の確保がしやすい
壁に隣接したキッチンの場合、キッチンの入口は一箇所だけなので、反対の側にいたりするとちょっと距離を歩かなければなりません。
しかし、キッチンの周囲全てが移動スペースとなるアイランドキッチンは、部屋のどの位置からも向かえるためとっても使い勝手が良くなります^^
複数人で料理が楽しめる
アイランドキッチンは前後左右にスペースがあり家事動線がよいので複数人で作業しても効率が悪くなりません。
向かい合って作業できるため、夫婦いっしょに、子どもにお手伝いをしてもらいながら、楽しく料理できるのが魅力ですね。
みんなで会話しながら料理ができるため、ホームパーティが好きな方には特におススメですね^^
アイランドキッチンにして後悔…よく聞くデメリット
とても魅力的なアイランドキッチンですが、デメリットもあります。デメリットを把握せずに選んでしまうと、あとで後悔につながることも…><
油はね、煙や匂いが拡がりやすい
アイランドキッチンは周囲に壁がないため、油はねが飛び散るのを防ぐものがありません。そのため、ほかのレイアウトのキッチンより、周囲が汚れやすくなっています。同様に、匂いや煙もリビングやダイニング中に拡がります。
家具に料理のにおいが染み付いてしまった…なんてことも><
飛散防止のためのガラスパネルや、造作壁の設置など、毎日のお手入れを軽減する使い心地の工夫が必要になります。
収納が少なく、散らかって見えやすい
アイランドキッチンは左右の壁面がなく、吊り戸棚も作れないので、どうしても収納が少なくなるのがデメリット。また、フルフラットのアイランドキッチンは目隠しがないため、生活感や汚れが目につきやすく散らかった印象になりがちです。
プライバシーに欠ける…><という嘆きの声も聞かれます。
おしゃれでスタイリッシュな空間を保ちたいなら、日頃から片づけておく必要があります。ついちょっと仮置きしてしまう方や整理整頓が得意ではない方は、あとあと苦労するかもしれません。
広いスペースが必要
アイランドキッチンは、ほかのキッチンより広い空間の確保が必要な点もデメリットでしょう。アイランドキッチンは本体自体がほかのキッチンよりサイズ(寸法)の大きいモデルが多く、さらにキッチンの周囲で作業したり移動したりするためには、広めのスペースが必要です。
「アイランドキッチンに変えてリフォーム前より遥かに部屋が狭くなってしまった><」という後悔の声が結構あります。
アイランドキッチンのためのスペースとして必要なのは6畳ほど。もしLDKが16畳なら、リビングやダイニングとして使えるのは10畳になります。アイランドキッチンがほかのインテリアを圧迫しないか、サイズをよく確認する必要がありますね…。
工事費用が高い
アイランドキッチンは、壁付けキッチンより価格が高くなる傾向があります。
キッチンの4面全てに化粧パネルが必要だったりで通常より使用する部材が多かったり、水栓やコンロ、換気扇の移動工事が必要な場合が多いため、床下や壁内に配管を通す手間がかかるためです。他のタイプより1.5〜2倍ほど高めになると思って下さい。
また設備の配置が難しい場合もありますので、事前にアイランドキッチンが可能かどうか確認する必要もあります。
ちょっとためらってしまいそうなアイランドキッチンのデメリットの数々…でもこれらのデメリットを苦にしない方なら、アイランドキッチンはおススメかもしれません^^
アイランドキッチンに向いている人
開放的でスタイリッシュなデザインが好き
アイランドキッチンは、キッチンを単なる料理場所から、開放的でスタイリッシュなインテリアの一部にすることができます。
自分の好きなデザインやカラーを取り入れたり、素材や照明、家電などを調和させることができるため、自分だけのオリジナルの空間を作り出すことができます。
家族や友人とのコミュニケーションを大切にする
アイランドキッチンは、キッチンの対面にさえぎるものがないため、コミュニケーションが取りやすい作りになっています。
そのため、家族の顔を見てコミュニケーションを取りながら、料理をしたい方にも向いています。
ホームパーティが好きな方にもおススメです^^
料理が好きで、調理スペースを広く使いたい
アイランドキッチンは、キッチンスペースの真ん中に設置されるため、壁に向かってレイアウトされたキッチンよりも広いスペースを使うことができます。
そのため、調理スペースを広く使いたい人には最適なキッチンと言えます!
収納や片付けが上手な方
アイランドキッチンは、収納をキッチン下部に頼らざるを得ず、収納スペースが限られています。
また、壁などさえぎるものがないため、キッチンは丸見えの状態となるため、収納や片付けが上手な方に向いていると言えます。
逆に片付けが苦手な方には向いてないといえますのでご注意ください><
アイランドキッチン風レイアウトもおススメ
デメリットを知るとなかなか採用しづらいアイランドキッチンですが、アイランドキッチンのメリットを持ちつつ、デメリットを補ってくれる、アイランドキッチン風レイアウトという選択肢もあります!
II型キッチンをアイランドキッチン風に
II型キッチンはセパレート型キッチンとも呼ばれ、シンクの調理台とコンロの調理台が並列したレイアウトが特長です。
アイランドキッチンと同じような動線と作業スペースを実現できるので、複数人での作業も可能となり、コミュニケーションも取りやすいというメリットがあります。
またコンロや換気扇を壁側に設置できるため、アイランドキッチンのデメリットである油はねや匂いの心配がありません。
ただし、洗った食材などをシンクからコンロ側のカウンターに移すときに床に水が垂れやすいため、床材は水に強いものを選ばないといけません。
またアイランドキッチンと同様に広いスペースが必要となります。
ペニンシュラ型キッチンをアイランドキッチン風に
アイランドキッチンと同様に人気なのがペニンシュラタイプ。左右どちらかが一方が壁に接しているものを指します。
コンロ側に壁があることで、アイランドキッチンよりも油汚れは飛散しにくくなっており、作業スペースを適度に隠せるので、キッチンが丸見えになってしまうことを防ぐことができます。料理中もリビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションが取りやすいので、対面キッチンへのリフォームを考えている方に人気です。
アイランドキッチンと同様に、収納スペースの少なさがデメリットとなりますが、アイランドキッチンと比べて狭いスペースでも設置できるというメリットがあります。
それでもアイランドキッチンにしたい!後悔しないために…
色々とデメリットの多いアイランドキッチンですが、魅力的なのも事実…それではアイランドキッチンにして後悔しないためにはどうしたらいいでしょうか?
広さを確保する
キッチンを快適な空間にするために、動線を考えてある程度の広さを確保することが大切です。特にアイランドキッチンでは前後左右に空間が必要なため、ほかのキッチンに比べてより広いスペースを確保しなくてはいけません。 アイランドキッチン周辺には、人がすれ違うことも考慮して約80cm~約100cmのスペースが必要です。
キッチンと背面カウンターの間については、キッチンを使う人の体格や背面カウンターの引き出しの奥行きにより、さらに広いスペースが必要になる可能性があります。
臭い・油汚れ対策をする
調理中の臭いや油汚れは、高性能な換気扇を採用したり、コンロの前にガラスパネルが設置することで軽減できます。
ただ、パネルを設置すると開放感やデザイン性が損なわれたと感じることもあるため、気になる場合はショールームで実物を確認するのがおススメです。
パネル以外の対策では、キッチンの前面に腰壁を設置するという方法もあります。キッチンカウンターよりも高さのある腰壁を設置することで、油汚れの飛散を抑えられます。手元を隠せるというメリットもあります^^
収納スペースを確保する
アイランドキッチンは基本的に吊戸棚を設置することができないので、壁付けキッチンに比べると収納スペースが確保しにくい傾向があります。
背面に収納棚を置いたり、スペースに余裕がある場合はパントリーを設置したりして、収納スペースを確保しましょう。
お手入れがしやすいものを選ぶ
アイランドキッチンはダイニングやリビングからよく見えるため、常にきれいな状態を保っておくのが理想ですね。
とはいえ、キッチンはどうしても汚れてしまうので、汚れが落としやすい材質の物を選ぶようにしましょう!
たとえば、床材は汚れがしみにくく耐水性が高いフロアタイルだとお手入れがしやすいです。キッチンのワークトップの素材としては、人工大理石やセラミック、ステンレスなどがメンテナンス性に優れています。
まとめ
何かとデメリットも多く、コストも高めなアイランドキッチン。
それでもアイランドキッチンには他のタイプのキッチンにはないおしゃれさや機能性があります。
それにデメリットはある程度設備で軽減することも可能です。
ご家族が快適に過ごすために、どのようなタイプのキッチンが向いているのか、ぜひお気軽にワーキング・ビーまでご相談くださいね^^
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