お役立ちコラム
家の天敵シロアリ!放置していませんか?
住宅の天敵、シロアリ
経年劣化した住宅で、床がふわふわした時や、浴室解体した時の木材の様子を見た時、脳裏をよぎるのは、白アリ被害にあった最悪な光景。
ついつい放置していませんか?
あっという間に春、そしてあっという間に4月とどんどん暖かくなります。
特に春から梅雨にかけたこの季節は、シロアリの被害が進行しやすい季節です。その前に、ご自宅の状況をしっかりと確認しておきましょう。
まずはシロアリに対する知識をつけましょう
マイホームをお持ちの方にとって一番の敵はシロアリ(白蟻)です。
シロアリは特に木造の家屋に好んで棲みつき、柱や土台などの木を食べてしまいます。
(ベタ基礎や鉄骨住宅でも被害は多いので決して安心できません!)
せっかくのマイホームも、シロアリの被害にあえば大変なことになってしまいます。
柱や土台を食べられてしまい、何百万円も掛けてリフォームした例もたくさんあります。
また、リフォームするつもりが建て替えになってしまって例もあります。
大切なマイホームを守るためにも、まずはシロアリについての知識を持っておきましょう。
シロアリにはどんな種類がいる?
シロアリは多くの場合、地中から家屋に侵入します。
その為、普段は目につくことも少なく気づくのも遅くなってしまいます。
シロアリには大きく分けて2種類、ヤマトシロアリ とイエシロアリがいます。
どちらも4〜7月頃の初夏に活動期を迎え、巣離れを行います。
新しい巣を作る為に出てきますので、人目につきやすくなるタイミングです。
私たちの住む街ではほとんどがヤマトシロアリとなります。
シロアリの見分け方
土に穴を掘って生活するアリは、ミツバチに近い生き物。女王アリを中心とした大きな群れを作り上げます。エサは花の蜜や動物性のたんぱく質など。木材を食べることはありません。昆虫の卵も食べるので、シロアリの卵もせっせとお家から運び出すことも。巣穴から外に出て、太陽の下で活動します。
一方シロアリは、その名の通り白っぽい体が特徴です。こちらもアリと同じく土に穴を掘って生活し、女王アリを中心とした社会生活を営みます。ただし、そのエサは湿って柔らかくなった木材。シロアリは日光や乾燥に弱いので、その姿を太陽の下で見ることはありません。基本的に陽の光が当たらない場所に、蟻道(ぎどう)と呼ばれる土で造られたトンネルを通って移動します。木材を食い荒らし、お家の耐久性を著しく下げてしまう厄介な存在です。アリと名前に付くものの、アリともハチとも親戚ではありません。シロアリはゴキブリの仲間に分類されます。
シロアリとクロアリの違いを知りましょう。
知らないと見分けられませんが、少しポイントを
知っているだけで簡単に見分けることが出来ます。
クロアリなら問題ない場合が多いですが
シロアリを見かけられたら要注意!!
スグに私たちのような専門業者にご連絡ください。
一匹でも見逃さないことが大切です。
被害が拡大する前にしっかり処置をしましょう。
間違えやすい他の羽がある虫
メイガ
メイガは蛾の仲間で、穀物やナッツなどに卵を産みます。お米に糸を張りかじられてしまうことも。成虫の特長は、薄っすら二色に分かれた羽の色。もしメイガが大量発生した場合は、米びつや貯蔵庫などを確認してみると良いでしょう。芋虫や赤みがかった糞が見つかれば、そこを根城にしているかもしれません。
アリガタバチ
黒アリと非常によく似た姿をしたアリガタバチ。アリの姿に似ているので、蟻形蜂と呼ばれています。黒アリに比べるとやや光沢があり、毒針を持っているので刺されるとかなりの痛みを感じます。細かい区別方法としては、黒アリには胸と腹の間に腹柄節という小さな関節があるのに対し、アリガタバチにはありません。とはいえ、よくよく観察しなければ分からない為、不用意に羽のある黒アリに似た虫を触るのはやめましょう。
シロアリが食べるもの
シロアリの主食は、木材です。特に、湿った木材は大好物。住宅を害するシロアリとしてヤマトシロアリとイエシロアリが有名です。ヤマトシロアリに比べてイエシロアリの方が吸が巨大化しやすいのが特徴です。巣が大きくなると地下からも水を運び出し、乾いた木材でもどんどん湿らせ、腐らせて食べていきます。
シロアリの被害に遭わない為にできることは?
シロアリは向こうの方からやってきてしまうので、なかなか対処が難しいのが現状です。ならば、やってきたとしても、住みつきにくい家づくりをしていきましょう。
水漏れを放置しない
水栓の故障や、パッキンの割れなどが原因で、水が床下へ滴ってしまっていませんか? 湿り気を帯び、柔らかくなった木材はシロアリの大好物。例え表面上乾いて見えても、寒暖差などで結露した別の部分が湿っていることもあります。水漏れは早急に対策をしましょう。
結露を放置しない
結露は放置していいことはありません。特に窓を中心とした結露は、内窓の設置や二重窓への換装によって対策が可能です。毎日の露取の手間が省けるだけでなく、寒さも大きく改善されるため、おすすめのリフォームです。
お風呂場が在来工法の場合、ひび割れに注意する
お風呂がユニットバスではなく、コンクリートとタイルで作られた在来工法の場合、コンクリートの劣化によるひび割れに要注意です。ひび割れを伝ってお家の内部へと侵入した水は、柱などへダメージを与えることも。古くなった在来工法のお風呂は修理を行うか、システムバスへの換装をご計画ください。
適度な換気を心がける
お部屋に湿気が溜まっている場合、できる限り換気を心がけましょう。特に夕方から夜にかけては結露が進みやすく、常にしっとりとしている壁などがある際は要注意です。
定期的な床下点検を行う
やはり一番大事なのは、定期的な床下の確認です。シロアリは床を覆うように施工したベタ基礎であったとしても侵入してきます。侵入経路としては、温かい水の流れる下水管、経年劣化でできた小さなひび割れ、通気口等々、構造上完全にふさぎきれない部分ばかり。床下点検口を設け、定期的に確認をしておけば、シロアリの被害を最小限にとどめておくことができます。早期発見できれば、お家の寿命には影響がないことがほとんどです。
シロアリの羽アリを見つけたら?
シロアリがなぜ、羽根を付けてまで苦手な外を飛んでいるのでしょうか。その答えは簡単。次のすみかを探すためです。シロアリは4月~10月ごろになると次のすみかを求めて、雄と雌に分かれた羽アリが一斉に飛び立ちます。急に大量発生したように感じるのはこのためです。シロアリたちは空を飛び、自分たちが食べやすい湿った木材を探して回ります。もし仮にご自宅でシロアリの羽アリを見つけた際は、素早く駆除してしまいましょう。
シロアリの羽アリを駆除しよう
駆除方法として適切なのは、掃除機で吸い込むことと、粘着テープで捕まえてしまうことです。誤っても、殺虫剤を巻いてはいけません。シロアリは殺虫剤のニオイを感知すると、慌てて散り散りに逃げてしまいます。もし、逃げた先にちょうど良い住処を見つけてしまうと、そこが巣になりかねません。シロアリの羽アリは身体の構造が脆く、掃除機の風圧で大抵死んでしまいます。ただし、紙パックを使わないサイクロン式の掃除機の場合だと、水分を含んだ羽アリの死骸が内部にこびりついてしまうので、避けた方が良いでしょう。一番確実なのは、粘着シートで捕まえてしまう方法です。ガムテープなどでも代用できます。捕まえた羽アリを観察してシロアリか判断するためにも有効です。
飛んでいた羽アリがシロアリだったら
もし、粘着シートで確認した羽アリがシロアリだったら。シロアリは壁の中、断熱材の中や木材の中、そして土の中に巣を作ります。土の中の巣は巨大化することもあり、その行動範囲は100m規模にまで及ぶことも。そう、つまりたとえ新築だからと言っても、安心はできません。近くに森があったり、廃屋が放置されていたり、目には見えなくても被害に遭っている住宅が隣にある場合は、シロアリのターゲットになりえるのです。ぞっとしますが、シロアリを見つけた際、早めに対処すればまだ希望はあります。
セルフチェックしてみましょう!
シロアリを目視できた場合、既に被害が出てしまっている場合がほとんどです。
出来れば被害が出る前に食い止めたいですよね。。。
その為にも、まずはご自身でチェックしてみましょう!
①5年以上シロアリ駆除をしていない
②床がふかふかしている所がある
③家の中や周りで羽蟻をみた
④ドアや襖の建て付けが悪くなった
⑤以前に水漏れをしたことがある
⑥水周りにカビが生えている
⑦結露している部屋がある
⑧雨漏れしたことがある
⑨壁や天井にシミがある
シロアリ駆除(防蟻工事)のタイミングは?
セルフチェックの結果はどうでしたか?
当てはまる箇所の少なかった方も多かったと思います。
しかし、シロアリは被害が出てからでは手遅れという場合が多いです。
実は、ヤマトシロアリ もイエシロアリも羽蟻になって出て来る頃には
既に5年程経過しているといわれています!
5年間家を食べ続けて、巣(コロニー)を完成させたあと、ようやく出てくるという事です。
それでも防蟻工事は羽蟻を発見してからで良いと思いますか?
その頃には大きな被害が出てしまっている場合が多いのです。
簡単に言うと、予防接種と考えていただいた方が良いと思います。
大切なマイホームを守る為、定期的に防蟻処理をしていきましょう。
いくら快適な住宅にリフォームしても、肝心な柱や土台が弱ってしまっては
家は長持ちしません。
ご自身の財産はご自身で守る!私たちは定期的な
防蟻処理を推奨致します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
厄介な害虫、シロアリ。森の中では、古い倒木を分解し、森に栄養として還元してくれれる大切な役割を持っていますが、住宅を食べられてしまうとたまったものではありません。新しい家だからと、安心はできません。少しでもシロアリのことを知って頂き、防蟻処理等を行っていただければ、長く安心して暮らせるお家となります。
私たちは家のプロとして、どうすれば長い間安心してマイホームにお住まいいただけるのか?ということを真剣に考えています。
利便性の向上やデザインの変更など、マイホームを快適にするリフォームも大切だと思いますがお家も人間も同じです。自覚症状が出る前にしっかりとメンテナンスしていきましょう。
私どもワーキング・ビーではお客様のご要望をお伺いしご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
地域の皆様を最優先に「地域No.1」の工務店になる為に、スタッフ一同、誠心誠意頑張っております。
地元密着だからこそできるワンストップ対応。安さだけじゃないリフォームをお届けします。
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