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2024.11.13現在

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屋根のリフォーム・葺き替え工事 リフォームの方法や屋根材の特徴大公開

 

 

屋根のリフォーム・葺き替え工事
リフォームの方法や屋根材の特徴

屋根のリフォームを考えている方に向けて、葺き替え工事を中心に、屋根材の種類ごとのメリット・デメリットなどを紹介します。屋根リフォームの参考にしてください。

 

屋根のリフォームの代表的な3種類

住宅や店舗の屋根をリフォームする際、代表的な選択肢に3つの手法があります。
1つ目は「葺き替え」。屋根の葺き替えは、現状設置されている屋根材を撤去して、新しい屋根材を設置するリフォーム方法です。
2つ目は「重ね葺き(カバー工法)」。屋根の重ね葺きは、既存の屋根材を撤去せずに、上から新しい屋根材を敷設する方法です。
3つ目は「塗装工事」。屋根の塗装は、リフォームやメンテナンスの一環として行うもので、屋根材を新しくするのではなく、塗料によって防水性などを復活させます。

 

屋根の葺き替えとは?

屋根リフォームの代表的な方法である葺き替えについて、メリット・デメリットをご紹介。
葺き替え工事を検討している方は、しっかりと目を通しておきましょう。

葺き替えのメリット・デメリット

葺き替えを行う最大のメリットは、屋根材の下に敷設された防水シートまで交換して屋根そのものが新品になるため、建物自体の寿命を伸ばせることです。
そのため、費用や工期は、3つの手法の中で最もかかります。
とはいえ、建物自体の寿命を伸ばせるため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れます。
加えて、屋根材を新しいものに替えて軽量化すれば地震に強くなり、家全体のイメージチェンジにもつながります。
一方、デメリットとして、リフォームの選択肢の中では施工費用が高いこと、撤去した際に廃材が発生することなどが挙げられます。

 

葺き替えの工程は?

 

屋根の葺き替え工事を行う際の工程を紹介します。

ここで紹介するのは一般的な工程なため、具体的な手順については多少異なることがあります。

(1)足場設置作業
屋根の工事は高所作業なため、安全確保のために足場が設置されます。

(2)既存の屋根材撤去作業
既存の屋根材だけでなく、屋根材の下にある防水シートまで撤去します。

(3)野地板(のじいた)の設置
野地板とは屋根材を置くために敷く板です。
古くからある杉板や、野地合板、野地耐火合板の3種類が存在します。

(4)防水シートの設置
雨漏りなどを防ぐために防水シートを設置します。
防水シートはルーフィングともいい、アスファルトルーフィングや改質ゴムアスファルトルーフィングなどの種類があります。

(5)新しい屋根材の設置
新しい屋根材を設置します。屋根材は瓦から瓦というように同じ素材を使うこともできますが、瓦からスレートやガルバリウム鋼板など、材質を変更することも可能です。それぞれにメリットがあるので、業者と相談して予算や求める機能に合う材料を選びましょう。

(6)足場の解体
屋根材の葺き替えが終わったら足場を撤去して現場を片付け、作業終了です。

 

屋根に使用する材料は?

 

屋根に使用する材料は、それぞれに特徴があります。
メジャーな屋根材の特徴をご紹介します。

ルーガに葺き替える

「ルーガ」とは瓦屋根の一種で、ケイミュー株式会社が販売している商品の名称です。
見た目は瓦と区別が付きませんが、瓦より割れにくく重量も半分程度しかないので、瓦の見た目を持ちつつ、デメリットを改善した屋根材と考えてよいでしょう。

コロニアル(スレート瓦)に葺き替える

「コロニアル」とは、ケイミュー株式会社が販売しているスレート瓦の商品名なのですが、市場シェアが大きかったことから、スレート瓦のことをコロニアルと呼ぶことが多くなりました。
ここでも、コロニアルという名称を使います。

コロニアルのメリットは、価格が安くデザインも豊富、軽量で耐震性が高いこと。

デメリットは、ほかの屋根材よりひび割れが起こりやすいこと、素材自体には防水性がないため、定期的に塗装を行う必要があること、などです。

ガルバリウム鋼板に葺き替える

「ガルバリウム」は、アルミニウムと亜鉛とシリコンの合金です。
アルミニウムの耐食性(サビに耐える性質)と亜鉛の防食作用(サビにくさ)を持っています。
屋根材として使用する「ガルバリウム鋼板」は、鉄をガルバリウムでメッキしたものです。
一般には、断熱材入りの成型ガルバリウム鋼板が用いられます。

ガルバリウム鋼板が持つ最大のメリットはサビに強く、屋外で使用しても長期の耐久性を持っていること。
加えて、ほかの屋根材より薄いにも関わらず強度はしっかり備えるため、家全体の重量を軽くできて地震に強いという特徴もあります。
また、加工や着色のしやすさからデザイン性が高く、耐熱性に優れる点も魅力です。
デメリットとして、ほかの屋根材より防音性が低いです。
また、水たまりができると劣化は早まる傾向にあるため、勾配のない屋根には向かないことなどがあります。

ジンカリウム鋼板(天然石粒付き屋根)に葺き替える

「ジンカリウム」はアルミニウムと亜鉛、シリコンの合金で、成分としてはガルバリウムと大差ありません。
日本では天然石の粒をコーティングした、「ジンカリウム鋼板」が屋根材として多く出回っています。
ガルバリウム鋼板のように耐久性や耐震性、防火性が高いうえに、石粒のコーティングによって断熱性や防音性も高まっています。

陶器瓦に葺き替える

「陶器瓦」は一般的な瓦(粘土瓦)の成形後に、色合いやツヤを強調するための釉薬(ゆうやく)を塗って作ったものです。
和風の家に非常に合う意匠性の高さと耐久性が魅力で、瓦自体はメンテナンスを必要としないと言われています。
(屋根全体で見ると、漆喰や防水シートのメンテナンスは必要です。)
一方、重量があるので耐震性はよいとはいえず、単価が高いことから施工費用は高額になりがちです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

屋根のリフォーム・葺き替え工事 リフォームの方法や屋根材の特徴をご紹介しました。
屋根の状況は判断しにくい部分なので、まずは専門業者に相談することをおすすめします。

お見積もりからでもお気軽にお問い合わせください。

 


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