お役立ちコラム
電気給湯器「エコキュート」ってどうなの?|浴室リフォーム・風呂リフォーム
省エネで効率的!!
電気給湯器「エコキュート」を
選ぶ人が増えている?!
今回は、電気給湯器「エコキュート」についてご紹介!
マイホームの建築やリフォームに、オール電化にする方、お湯を沸かしたり床暖房に利用したりできるエコキュートを導入する人が増えています。
まだ導入していない人でも、「どのような仕組みでお湯を沸かしているのか」「どのようなメリットがあるのか」について興味がある人も多いのではないでしょうか。
エコキュートって?
お風呂やキッチンで使うお湯は、電気やガスのエネルギーを使って作り出されています。エコキュートとは、自然冷媒を用いてお湯を沸かす電気給湯器です。ガス給湯器とエコキュートはお湯を作り出す点は同じですが、仕組みがまったく異なります。
エコキュートは、ファンから取り入れた大気熱を空気熱交換器の自然冷媒によって吸収します。その後、圧縮機で気体が圧縮され大きな熱エネルギーに変えられるのが特徴です。次に、気体は水熱交換器へと運ばれ、ここまで気体を導いてくれた自然冷媒は膨張弁を通って再び空気交換器へと戻ります。自然冷媒は、繰り返し何度でも使うことができるとても優れた物質です。
水熱交換器では、熱エネルギーを水に移してお湯を作り出します。こうして作られたお湯は、貯湯タンクで保温されるのでいつでも高温のお湯を使うことができるというわけです。外気温が低いと熱が作り出されないのではないかと不安になりがちですが、マイナス10度でも高温のお湯を沸かすことができるという優れものです。また、外気温がマイナス10度を下回る地域でも、寒冷地向けの屋内設置タイプのエコキュートが利用できます。
このような空気を圧縮して熱を作り出すヒートポンプという仕組みは、エコキュートだけにとどまらずエアコンや冷蔵庫などにも用いられているのです。
エコキュートってどうなの?
メリット、デメリットは?
エコキュートを導入した際のメリットは?
給湯にかかる1年間の光熱費は、従来型の都市ガス給湯器に対して約60,300円おトクです。また給湯器1台あたりの年間一次エネルギーの消費量は、従来型の都市ガス給湯器に対して約34.9%少なく、給湯器1台あたりの年間CO2排出量は約53.9%も少ないため、エコキュートは地球環境にも優しい給湯機だと言われております。
エコキュートを導入した際のデメリットは?
「エコキュート」設置においては、貯湯タンク設置スペースを確保する必要があります。大阪ではこのスペースを確保する!という点が一番の問題かもしれませんね。
また、「エコキュート」や「IHクッキングヒーター」は、イニシャルコストが一般のガス機器に比べると比較的高いです。
しかし、電気料金メニュー「はぴeタイムR」と組み合わせることでランニングコストを抑えることができ、給湯器の一般的な寿命である10年間を踏まえると大変おトクになります。
エコキュートよくあるご質問!
エコキュートの湯切れは大丈夫?
「エコキュート」はタンクにお湯を貯めて利用しますが、ご使用される1日あたりの湯量を学習して湯沸しを行い、湯切れを防ぎます。また、お昼間にお湯を沸き増しできる機能もあり、急な来客などでお湯の使用量が増えてもお湯が使えます。
※各機能はメーカーや機種によって異なります。
エコキュートの水圧は大丈夫なの?
高圧タイプの「エコキュート」では、2箇所同時使用の場合でも安定した給湯水圧で快適にご使用いただけます。
※各メーカーや機種によって異なります。
※給水圧力が低いと十分な性能が得られない場合があります。給水の元圧が低かったり給水・給湯配管が細い場合等は、流量が少なくなることがあります。
※シャワーヘッドの種類によって流量が変化する場合があります。
エコキュートのタンク容量の目安は?
「エコキュート」のタンク容量は、家族人数が3~4人の場合は370Lクラス、4~5人の場合は460Lクラス、5~7人の場合は550Lクラスが目安です。
また、狭い設置スペースでも対応できるよう、標準型に加え薄型や省スペース型タイプの「エコキュート」があります。
「エコキュート」は長く使う機器ですので、色々な条件を考えた上で、少し余裕のあるタイプを選択されることをオススメします。
エコキュートの使える湯量って?
「エコキュート」は沸かした高温のお湯と水を混ぜて温度調整をします。
42℃のお湯が使える量の目安は、370Lタイプの場合は約650L、460Lタイプの場合は約850Lとなります。
※給水温度9℃、貯湯温度80℃の場合
エコキュートは入浴剤使える?
メーカーにより使用できる入浴剤は異なります。適応していない入浴剤を使用すると機器故障の原因となりますので、ご注意ください。
エコキュートっておいだきできる?
追い炊きは可能です。
「エコキュート」の追い炊きでは、熱交換器でタンクの熱湯の熱を浴槽のぬるくなったお湯に移して温めます。
浴槽から出ていったぬるいお湯は、タンクの熱湯とは混ざることなく、その熱をもらい、また浴槽に戻ります。
電気温水器とエコキュートって違うの?
「電気温水器」は貯湯タンクの中に設置されたヒーター(電熱器)でお湯を沸かします。
「電気温水器」が1の電気エネルギーで1の熱エネルギーを得るのに対し、「エコキュート」は「ヒートポンプ技術」により空気中の熱エネルギーを有効活用することから、1の電気エネルギーで3以上の熱エネルギーを得ることができるため、省エネ性能が高いです。
エコキュートって災害時は使える?
災害で電気が通らないと、そのほか家電機器同様お湯の使用はできません。
しかし、「エコキュート」のタンク内の水は、災害などの断水時に非常用の生活用水として利用が可能です。貯湯タンク370Lの場合、4人家族で3日分の生活用水を貯めることができます。
また、阪神淡路大震災において、ガスの復旧が84日後に比べ、電気の復旧は6日後と早期に復旧しています。
※タンク内の水は飲用はできません。
※全ての災害において同様の結果になることを表現しているものではありません。
エコキュートってタンクサビたりしない?
タンクの材質としてサビがほとんど発生しない「ステンレス」を採用しているので安心です。
エコキュートにかかる光熱費はどのくらい?
「エコキュート」にかかる年間の光熱費は約37,500円です。従来の都市ガス給湯器の光熱費と比較すると、年間約60,300円おトクになります。
※戸建て4LDKにお住まいの4人家族の場合の試算です。
※はぴeタイムRの金額は電化割引を含みます。
※あくまでも関西電力独自の試算条件に基づいたもので、実際の光熱費は各ご家庭の使用状況によって異なります。
<給湯器1台あたりの年間一次エネルギー消費量の試算条件>
・従来型都市ガス給湯器の場合:年間給湯ガス使用量584㎥、一次エネルギー原単位43.07MJ/㎥
・エコキュートの場合:年間給湯電気使用量1,680kWh、一次エネルギー原単位9.76MJ/kWh
※別途、機器購入費用、工事費用が必要です。
エコキュートの満足度は?
オール電化住宅の満足度調査では、96%の方がエコキュートに満足されています。
※「お住まいに関するアンケート」(2017年8月関西電力実施)より
まとめ
エコキュートは自然冷媒を用いてお湯を沸かすことができるので、地球に優しくコストも削減できるのが最大の魅力です。省エネは節約にもつながっているので、マイホームで快適に過ごすためにぴったりの給湯システムといえるでしょう。
貯湯タンクや利用できる機能も選べるので、家族構成やそれぞれのライフスタイルに合った種類やプランを選ぶことができます。設置にかかるコストは覚悟しなければいけませんが、毎日使い続ける給湯システムだからこそランニングコストにも目を向けながら導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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